116. マーカービーコン 

マーカービーコンは航空機が航空路あるいは計器進入経 路を飛行中、 パイロットに特定地点の通過を明確に示すた めの施設である。 75MHz の周波数の指向性電波を垂直上 方に発射し、 上空を通過した航空機がこれを受信すると計 器盤上にマーカービーコン表示灯が点灯するとともに音の 信号を発するようになっている。 これらのマーカーは通 常航路上に設置された無線施設と組み合せ、 あるいは ILS の一部として使用される。

マーカービーコンはファンマーカー (FM) および低出力 ファンマーカー (LFM) の 2 つの等級に分けられる。

日本では LFM が ILS のアウターマーカー, ミドルマー カー, インナーマーカーとして利用されているが、FM は 存在しない。             [131 d ]

116. MARKER BEACONS

Marker beacons are installed in order to identify a specific point on an airway or an instrument approach course, by a 75 MHz transmitter, which transmits directional signals to be received by aircraft overflying. Over the station is indicated on an airborne instrument aurally or by means of lights. The marker beacon is generally used in conjunction with an ILS equipment as a point designator.

Two classes of markers are available; Fan Marker (FM) and Low Power Fan Marker (LFM). In Japan, an LFM is used for an outer marker, middle marker and inner marker of ILS, however, FM is not operated. [131d]

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143. 危険航空灯台

危険航空灯台は航行中の航空機に特に危険を及ぼすおそ れのある区域を示すための灯火で、 航空障害灯による障害 標示が不適当であるような障害物があり、 または航空機の 航行に特に危険を及ぼすおそれがある場所に設置される。

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142. 地 標 航 空 灯 台

地標航空灯台は航行中の航空機に特定の1点を示すため の灯火で、 閃光によるものとモールス符号によるものとが ある。 a ) 閃光によるもの:灯光は航空白で、 1分間の閃光回数

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141. 航 空 路 灯 台

航空路灯台は航行中の航空機に航路上の1点を示すため の灯火で、 航空路の中心線に近接した場所に設置される。 灯光は航空白と航空赤の閃交光であり、 1分間の閃光回数 は 12 ~ 20 である。

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132. GCA

GCA(ground controlled approach) は、 捜 索 レ ー ダ ー (ASR / airport surveillance radar), 精 測 レ ー ダ ー(PAR / precision approach radar)および無線機により構成される。

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131. ILS

ILS (instrument landing system / 計器着陸用施設 ) は最 終進入中の航空機に滑走路に対する正確な進入経路 ( 方向 と降下経路 ) を示す施設である。

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