121. VHF / UHF 通信組織 

VHF / UHF 通信は主に地上および陸地上空と海岸に近い 洋上における地対空通信あるいは航空機間の通信に使用さ れている。 管制用通信組織はエンルートでのコミュニケー ションとターミナルでのコミュニケーションに大別される。

飛行検査における最小の到達範囲はエンルート コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 用 の RCAG (remote center air-ground communication) では 60 マイル程度である。 ターミナルで のコミュニケーションでは、タワー用のものは 30 マイル、 アプローチ用のものは 60 マイルである。 また空港の使 用滑走路,気象およびノータム等を繰り返し送信している ATIS (automatic terminal information service) については 60 マイルである。

しかし実用上の到達範囲は通常最小値の数倍にも達し、 高々度で条件が良ければ、 到達範囲が 200 マイル以上にも およぶ一方、ときには混信などの通信障害が発生する場合 もある。

121. V H F / U H F COMMUNICATION SYSTEMS

VHF/UHF communications are mainly applied for ground to air communications over land or coastal parts of the oceanic control area.

ATC communication systems are classified into the en route communications and the terminal communications. The minimum coverage proofed by flight inspections is approximately 60 nm for an RCAG (Remote Center Air Ground communication) which is used for the enroute communications. On the contrary, the coverage is rather limited for terminal communications; for example, 30nm for a Tower and 60nm for an Approach. Also, 60 nm of coverage is generally proofed for an ATIS, which repeatedly broadcasts operational information such as runway in use, weather and NOTAM. However, an actual coverage may reach twice or three times the proofed distance. Sometimes it reaches more than 200nm at a higher altitude; however, confusion or other abnormalities may occur as well.

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143. 危険航空灯台

危険航空灯台は航行中の航空機に特に危険を及ぼすおそ れのある区域を示すための灯火で、 航空障害灯による障害 標示が不適当であるような障害物があり、 または航空機の 航行に特に危険を及ぼすおそれがある場所に設置される。

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142. 地 標 航 空 灯 台

地標航空灯台は航行中の航空機に特定の1点を示すため の灯火で、 閃光によるものとモールス符号によるものとが ある。 a ) 閃光によるもの:灯光は航空白で、 1分間の閃光回数

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141. 航 空 路 灯 台

航空路灯台は航行中の航空機に航路上の1点を示すため の灯火で、 航空路の中心線に近接した場所に設置される。 灯光は航空白と航空赤の閃交光であり、 1分間の閃光回数 は 12 ~ 20 である。

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132. GCA

GCA(ground controlled approach) は、 捜 索 レ ー ダ ー (ASR / airport surveillance radar), 精 測 レ ー ダ ー(PAR / precision approach radar)および無線機により構成される。

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131. ILS

ILS (instrument landing system / 計器着陸用施設 ) は最 終進入中の航空機に滑走路に対する正確な進入経路 ( 方向 と降下経路 ) を示す施設である。

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