2017年 3月 航空気象 ATPL-MPL(飛)

1日の最高気温と最低気温の差についての記述（ａ）～（ｄ）のうち、正しいものはいく つあるか。（１）～（５）の中から選べ。

（ａ）気温の日変化は正午(12時)頃が最高となり、日出頃が最低となる。
（ｂ）気温日変化の幅は季節と気候帯によって、大きく変化する。
（ｃ）この気温の差は海面付近と岩石や裸地の地面近くは、ほぼ同等である。
（ｄ）約1,500m以上の高度では昼夜の気温差はほとんどない。

乱流によってできる雲に関する記述で誤りはどれか。

地衡風に関する説明で正しいものはどれか。

気団に関する説明（ａ）～（ｄ）で正しいものはいくつあるか。 （１）～（５）の中から選べ。

（ａ）気団の発源地は、普通は熱帯地方と極地方の二つである。
（ｂ）気団がその特性を獲得する地域によって、発源地が大陸性と海洋性の二つに分け られる。
（ｃ）海洋の上に育成された気団は水蒸気を多量に含んでいるが、大陸性の気団はこれ に比して乾燥した空気である。
（ｄ）暖かくて重い熱帯性の気流が、冷たくて軽い極地方の気流に遭遇した場合、簡単 に混合することはない。

前線に関する説明（ａ）～（ｄ）で正しいものはいくつあるか。 （１）～（５）の中から選べ。

（ａ）前線面のなす傾斜角は普通1/50から1/300くらいの角度であり、傾斜が急な ほど前線面に起こる空気の鉛直運動が弱くなり、雲の発生、発達が穏やかる。
（ｂ）前線は気圧の低い谷のなかにできる。
（ｃ）地表近くの空気は等圧線を横切って気圧の低いところに向かって吹くため、寒暖 両気団から前線に向かって吹き寄せる空気は、上空に向かって吹いてる。
（ｄ）前線を形成するための両気団の勢力の差によってできる前線の種類が決まる。

高気圧について誤りはどれか。

日本列島に影響する二つ玉低気圧の特徴で誤りはどれか。

台風について正しいものはどれか。

熱帯低気圧の分類において、最大風速の強さの関係で正しいものはどれか。

ジェット気流に関する記述で誤りはどれか。

山岳波の中の乱気流が最も激しいところで正しいものはどれか。

晴天乱気流の発生すると思われる基準として用いる値で誤りはどれか。

低高度ウインドシアーのおそれが濃厚である状況で誤りはどれか。

雷雲付近の飛行に関して誤りはどれか。

高濃度氷晶（Ice Crystal）に関する説明で誤りはどれか。

運航用飛行場予報（TAF）の変化群について（ａ）～（ｄ）のうち、正しいものは いくつあるか。（１）～（５）の中から選べ。

（ａ）BECMGは変化の始まりから終わりまでの期間が１～４時間である。
（ｂ）BECMGは、予報期間内に気象状態が変化し、その後は変化後の状態が続く場合 に使われる。
（ｃ）TEMPOは、気象状態の一時的変動が頻繁にまたは時々発生し、その各々が30分 以上続かない場合に使われる。
（ｄ）TEMPOは、一時的に変化した気象状態の合計時間が、予報期間の１/２未満の 場合に使われる。

低層ウインドシアー情報に関する記述（ａ）～（ｄ）のうち、正しいものはいくつある か。（１）～（５）の中から選べ。

（ａ）進入経路上または離陸経路上で観測されたときに通報される。滑走路上では障害物 が多いことなどから観測できず滑走路上に関する通報はされない。
（ｂ）ウインドシアー情報は向かい風成分の減少量20kt以上30kt未満、または向かい風 成分の増加量20kt以上の時に通報される。
（ｃ）マイクロバースト情報は向かい風成分の減少量が30kt以上の時に通報される。
（ｄ）検出装置はドップラーレーダーだが降水現象がないと観測できない。そのためエー ロゾル（空気中の浮遊微粒子）を利用するドップラーライダーが一部の国際空港に 設置されているが、降水やエーロゾルの状況によって探知範囲や能力が変わる。

日本850hPa風・相当温位12・24・36・48時間予想図についての説明で誤りは どれか。

国内航空路6・12時間予想断面図（FXJP106/112）におけるスキャロップライン の説明で正しいものはどれか。

高層断面図における説明で誤りはどれか。