117. 航法援助施設の有効範囲

NDB, VOR, VORTAC お よ び TACAN は そ の 運 用 形 態 に より次の 2 つに大別される。

①   航空路用

②   ターミナル用 飛行検査により確認される基本性能の標準距離は表 1-1 に 示すとおりである 。 しかし航空機の高度により条件が良け れば表の値よりもはるかに広い範囲で受信が可能である。 また運用上の必要性により、 表に示されている有効到達距 離を超えて公式に利用される場合がある 。 その場合の有効 範囲については、 飛行検査によりその適否が決定される。 反対に、 その立地条件,局の周囲の状況および周波数調整 等の理由により、 実用範囲が表に示されている有効到達距 離より短い場合もある。

117. COVERAGE OF NAVIGATIONAL AIDS

NDB, VOR, VORTAC and TACAN are classified into two major categories in accordance with operational schemes.

① En route

② Terminal The basic assigned coverage has been proofed by flight inspections and indicated in the table 1-1. However, a far greater coverage may be obtained proportionally to the aircraft altitude. Also, these navigational aids may be utilized beyond the assigned coverage, according to operational requirements, after proofed by flight inspections. On the contrary, coverage may be limited due to environmental factors, frequency coordination, and other pertinent reasons.

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143. 危険航空灯台

危険航空灯台は航行中の航空機に特に危険を及ぼすおそ れのある区域を示すための灯火で、 航空障害灯による障害 標示が不適当であるような障害物があり、 または航空機の 航行に特に危険を及ぼすおそれがある場所に設置される。

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142. 地 標 航 空 灯 台

地標航空灯台は航行中の航空機に特定の1点を示すため の灯火で、 閃光によるものとモールス符号によるものとが ある。 a ) 閃光によるもの:灯光は航空白で、 1分間の閃光回数

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141. 航 空 路 灯 台

航空路灯台は航行中の航空機に航路上の1点を示すため の灯火で、 航空路の中心線に近接した場所に設置される。 灯光は航空白と航空赤の閃交光であり、 1分間の閃光回数 は 12 ~ 20 である。

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132. GCA

GCA(ground controlled approach) は、 捜 索 レ ー ダ ー (ASR / airport surveillance radar), 精 測 レ ー ダ ー(PAR / precision approach radar)および無線機により構成される。

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131. ILS

ILS (instrument landing system / 計器着陸用施設 ) は最 終進入中の航空機に滑走路に対する正確な進入経路 ( 方向 と降下経路 ) を示す施設である。

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