2016年 11月航空法規等 | 運送用

国際民間航空条約の各条文（ａ）～（ｄ）のうち、正しいものはいくつあるか。（１）～（４）の中から選べ。

（ａ）各締約国の当局は、不当に遅滞することなく、他の締約国の航空機を着陸又は出発の際に検査し、及びこの条約で定める証明書その他の書類を検閲する権利を有する。

（ｂ）航空の用に供するすべての航空機は、その適正な国籍及び登録の記号を掲げなければならない。

（ｃ）国際航空に従事するすべての航空機は、登録を受けた国が発給し、又は有効と認めた耐空証明書を備えつけなければならない。

（ｄ）国際航空に従事するすべての航空機の操縦者その他の運航乗組員は、その航空機が登録を受けた国又は乗り入れる締約国が発給し、又は有効と認めた技能証明書及び免状を保持しなければならない。

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国際民間航空条約第３７条（国際の標準及び手続の採択）で、国際民間航空機関が必要に応じて随時採択し、及び改正する国際標準並びに勧告される方式及び手続
（a）～（d）のうち、正しいものはいくつあるか。（１）～（５）の中から選べ。

（a）通信組織及び航空保安無線施設

（b）空港及び飛行場の性質

（c）航空機の安全性

（d）航空情報の収集及び交換

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定期運送用操縦士が旅客を運送する航空運送事業の用に供する航空機に乗り組んで、１人の操縦者でその操縦を行う場合の航空身体検査証明の有効期間（ａ）～（ｄ）のうち、正しいものはいくつあるか。（１）～（４）の中から選べ。

（ａ）交付日における年齢が６０歳以上の者は１年である。

（ｂ）交付日における年齢が４０歳以上の者は１年である。

（ｃ）交付日における年齢が４０歳未満の者は１年である。

（ｄ）交付日における年齢が４０歳以上の者は６月である。

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航空英語能力証明について（ａ）～（ｄ）のうち、正しいものはいくつあるか。（１）～（４）の中から選べ。

（ａ）航空英語能力証明が必要な航空機の種類は、飛行機、回転翼航空機及び飛行船である。

（ｂ）本邦内の地点と本邦外の地点との間において行う航行では航空英語能力証明が必要である。

（ｃ）本邦内から出発して着陸することなしに本邦以外の国の領域を通過し、本邦内に到達する航行では、航空英語能力証明は必要ない。

（ｄ）航空英語能力証明の有効期間は言語能力レベルが５と判定された場合には５年である。

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航空法施行規則第１４９条（航空機の運航の状況を記録するための装置）の記述で正しいものはどれか。

飛行記録装置は、離陸に係る滑走を始めるときから着陸に係る滑走を終えるまでの間、常時作動させなければならない。

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飛行記録装置は、飛行の目的で発動機を始動させたときから飛行の終了後発動機を停止させるまでの間、常時作動させなければならない。

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音声記録装置は、離陸に係る滑走を始めるときから着陸に係る滑走を終えるまでの間、常時作動させなければならない。

正解不正解 Correct answer

音声記録装置は、飛行の目的で発動機を始動させたときから着陸に係る滑走を終えるまでの間、常時作動させなければならない。

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航空法施行規則第１７９条（航空交通管制圏等における速度の制限）の下線部（ａ）～（ｃ）のうち、正しいものはいくつあるか。（１）～（５）の中から選べ。

１法第８２条の２第１号の空域（航空交通管制圏等）であつて、高度（a） 900m 以下の空域を飛行する航空機にあつては、次に掲げる航空機の区分に応じ、それぞれに掲げる指示対気速度

a ピストン発動機を装備する航空機（b） 170 ノットb タービン発動機を装備する航空機（c） 210 ノット

２法第８２条の２第１号の空域（航空交通管制圏等）であつて、高度（a） 900m を超える空域又は進入管制区のうち航空交通管制圏に接続する部分の国土交通大臣が告示で指定する空域を飛行する航空機にあつては、指示対気速度

（d） 250 ノット

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昼間障害標識の説明で正しいものはどれか。

地表又は水面から60m以上の高さのものの設置者は、国土交通省令で定めるところにより、当該物件のすべてに昼間障害標識を設置しなければならない。

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昼間において航空機からの視認が困難であると認められる煙突、鉄塔、柱その他の物件でその高さに比しその幅が著しく狭いものすべてに昼間障害標識を設置しなければならない。

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昼間障害標識は、塗色、旗及び標示物で示される。

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高光度航空障害灯を設置すべき物件は、昼間障害標識を設置しなければならない。

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航空法施行規則第５条の４（飛行規程）で飛行規程に記載されるべき事項として誤り
はどれか。

航空機の概要

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航空機の排出物に関する事項

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通常の場合における各種装置の操作方法

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航空機の限界事項

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航空法第６５条（航空機に乗り組ませなければならない者）において、当該航空機を操縦することができる者を２人乗り組ませなければならない航空機で誤りはどれか。

構造上、その操縦のために２人を要する航空機

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特定の方法又は方式により飛行する場合に限りその操縦のために２人を要する航空機であつて当該特定の方法又は方式により飛行するもの

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旅客の運送の用に供する航空機で計器飛行方式により飛行するもの

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旅客の運送の用に供する航空機で飛行時間が4時間を超えるもの

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航空運送事業の用に供する航空機の運航に従事する操縦者に係る最近の飛行経験で正しいものはどれか。

操縦する日からさかのぼつて１８０日までの間に、当該航空運送事業の用に供する航空機と同じ型式の航空機に乗り組んで夜間における離陸及び着陸をそれぞれ6回以上行つた経験

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計器飛行を行う航空機乗組員は、操縦する日からさかのぼつて１８０日までの間に５時間以上の計器飛行（模擬計器飛行を含む。）を行つた経験

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計器飛行を行う航空機乗組員は、操縦する日からさかのぼつて９０日までの間に３時間以上の計器飛行（模擬計器飛行を含む。）を行つた経験

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操縦する日からさかのぼつて９０日までの間に、当該航空運送事業の用に供する航空機と同じ型式の航空機に乗り組んで離陸及び着陸をそれぞれ３回以上行つた経験

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操縦等を行おうとする航空機と同じ種類の航空機について、航空法第７１条の３（特定操縦技能の審査等）の特定操縦技能審査を受け、これに合格しなければ行つて
はならない行為で誤りはどれか。

航空機に乗り組んで行うその操縦

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必要な操縦技能証明を有さない者が行う操縦の練習の監督

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必要な計器証明を有さない者が行う計器飛行等の練習の監督

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模擬飛行装置（飛行訓練装置を含む。）を用いて行う操縦の練習

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機長の義務又は権限等に関する記述で誤りはどれか。

航空機又は旅客の危難が生じた場合又は危難が生ずるおそれがあると認める場合は、航空機内にある旅客に対し、避難の方法その他安全のため必要な事項について命令をすることができる。

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航空機内外を問わず航空機の安全を阻害するいかなる者も拘束できる。

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航空機の航行中、その航空機に急迫した危難が生じた場合には、旅客の救助及び地上又は水上の人又は物件に対する危難の防止に必要な手段を尽くさなければならない。

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当該航空機に乗り組んでその職務を行う者を指揮監督する。

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航空法施行規則第１６６条の２（異常事態の報告）において（ａ）～（ｄ）のうち、正しいものはいくつあるか。（１）～（４）の中から選べ。

（ａ）空港等及び航空保安施設の機能の障害

（ｂ）気流の擾乱その他の異常な気象状態

（ｃ）火山の爆発その他の地象又は水象の激しい変化

（ｄ）航空機の航行の安全に障害となる事態

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航空法施行規則第１６６条の４（事故が発生するおそれがあると認められる事態の報告）において（ａ）～（ｄ）のうち、正しいものはいくつあるか。（１）～（４）の中から選べ。

（ａ）閉鎖中の又は他の航空機が使用中の滑走路への着陸又はその試み

（ｂ）飛行中において地表面又は水面への衝突又は接触を回避するため航空機乗組員が緊急の操作を行つた事態

（ｃ）緊急の措置を講ずる必要が生じた燃料の欠乏

（ｄ）航空機乗組員が負傷又は疾病により運航中に正常に業務を行うことができなかつた事態

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空港等付近の航行方法について誤りはどれか。

計器飛行方式により離陸しようとする場合であつて空港等における気象状態が離陸することができる最低の気象条件未満であるときは、離陸しないこと。

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計器飛行方式により着陸しようとする場合であつて進入限界高度よりも高い高度の特定の地点を通過する時点において空港等における気象状態が当該空港等への着陸のための進入を継続することができる最低の気象条件未満であるときは、進入限界高度まで進入することができる。

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計器飛行方式により着陸しようとする場合であつて進入限界高度以下の高度において目視物標を引き続き視認かつ識別することによる当該航空機の位置の確認ができなくなつたときは、着陸のための進入を継続しないこと。

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計器飛行方式による進入の方式その他当該空港等について定められた飛行の方式に従うこと。

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航空法第８３条の2に定める特別な方式による航行の許可の基準で誤りはどれか。

航空機が特別な方式による航行に必要な性能及び装置を有していること。

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航空機乗組員及び運航管理者が特別な方式による航行に必要な知識について国土交通大臣の講習を受けていること。

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実施要領が特別な方式による航行の区分及び航空機の区分に応じて、適切に定められていること。

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その他航空機の航行の安全を確保するために必要な措置が講じられていること。

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航空法第７０条（酒精飲料等）の条文の空欄（ア）～（ウ）に入る言葉の組み合わせで正しいものはどれか。（ア）は酒精飲料又は（イ）その他の薬品の影響により航空機の正常な運航ができないおそれがある間は、その（ウ）を行つてはならない。

（ア）航空機乗組員（イ）麻酔剤（ウ）航空業務

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（ア）運航乗務員（イ）麻酔剤（ウ）運航

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（ア）航空機乗組員（イ）麻薬類（ウ）航空機の操縦

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（ア）運航乗務員（イ）麻薬類（ウ）航空機の運航

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救急用具の記述で正しい組み合わせはどれか。航空運送事業の用に供する航空機であつて客席数が（ア）を超えるものには、（イ）に供する（ウ）を装備しなければならない。

（ア）９０（イ）救急の用（ウ）医薬品及び医療品

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（ア）６０（イ）救急の用（ウ）医薬品及び医療用具

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（ア）６０（イ）航空の用（ウ）医薬品及び医療用具

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（ア）３０（イ）航空の用（ウ）医薬品及び医療品

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航空法施行規則第１８８条（地上移動）の記述で誤りはどれか。

動力装置を制御すること又は制動装置を軽度に使用することにより、速やかに且つ安全に停止することができる速度であること。

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前方を十分に監視すること。

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制限区域制限速度以下であること。

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航空機その他の物件と衝突のおそれのある場合は、地上誘導員を配置すること。

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航空法に定める「乗務割の基準」について誤りはどれか。

当該航空機が就航する路線の状況及び当該路線の使用空港等相互間の距離について考慮されていること。

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当該運航の気象状態について考慮されていること。

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操縦者については、同時に運航に従事する他の操縦者の数及び操縦者以外の航空機乗組員の有無について考慮されていること。

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当該航空機に適切な仮眠設備が設けられているかどうかの別について考慮されていること。

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